本気で書いてたら長くなったので前後編,個体紹介を分けました。私のことを知らない方、QRパ用にご覧になる方は前編のみ読むこと推奨。
・ブイズパとは?
○イーブイとその進化系8体の総称がブイズ(イーブイズとも)。9体中6体で構築を組んだものをブイズパと呼ぶ。ウィンディとかテラキオンとか混ぜるのはネタでも寒いし実はシナジーが薄いのでやめましょう。
○全員単タイプで技範囲が狭い。めざめるパワーが普通に採用圏内。
○岩・毒・ノーマルの一貫が切れない、草・虫の通りがいいとだいぶ常識と違う耐性になる。一撃必殺もほぼタイプで無効にできない。
○進化系は525族なので中堅を張る数値はある。
・構築コンセプト
基本はバトンパ。終点エーフィが瞑想積んで一致アシパで3タテします。ほか5体はエーフィの前に積んでバトンしそれを補助する役割です。
ただしこの構築では明確な起点作り役はおらず、有利対面を作って積んでいくことになります。HPの削れた中盤に不利対面を作るとバトンが繋がらなくなりますので上手くサイクルを回してください。
というバトンとサイクル両方の動きが必要になるためサイクルバトンと呼んでいます。
・個体紹介
詳細はリンク先を参照ください。※一部作成中
・選出
○各役割(大雑把)
範囲の関係でシャワーズ、サンダース、エーフィの3体が基本選出になります。なお、下記の太字表記以外は基本的に細かい選出読みはしないでください。相手のブイズに関する知識レベルが分からないので選出読みは外れます。
シャワーズ:積技持ち全般(吠えるで飛ばす)、物理全般
サンダース:特殊全般(積み技持ちは無理)
ブースター:ジャローダ(ほぼ必須)、ウルガモス(裏次第)、サーナイト(裏次第)
エーフィ:終点なので基本的に選出必須
ブラッキー:ゲンガー入り、積技持ちがボーマンダなどイカサマで処理できる相手、ポリゴン2やテッカグヤなどの低火力耐久系ポケ。影分身で急所を避けられるので不利な相手が少なければ積極的に選出する。
ニンフィア:キノガッサ、フェローチェ、ヘラクロス、チャーレム(シャワーズが起点に出来ない物理)に対しては必須。リザY、サザンドラ、アシレーヌ、特殊ガルドにもなるべく出したい。
グレイシア:キノガッサ、特にクチート+キノガッサが多い時のオプション。モロバレルにも強い。選出を強要される場面が少ないブラッキーと入れ替え。
○並びに対して
対カバマンダガルド
(or)
エーフィがマンダや物理ガルドの攻撃を凌ぐためにシャワーズの溶けるがあると安心。ブラッキーを出してしまうとカバの吹き飛ばしに怯える事となるので上から吠えることができるシャワーズを優先。ミミッキュが居ればシャワーズが必須、カミツルギがいればブラッキーの優先度が上がる。
対マンマンレヒレ
(or)
対マンムーはサンダースが無力なのでシャワーズの溶けるが必要。ブラッキーのアッキバトンでも間に合うが、その場合レヒレに対し薄くなるので立ち回りが難しい。
対カバルカorカバリザ
ルカリオの物理特殊、リザードンのXYを読み違えると詰む。初手のリザはほぼYと決めつける。ルカリオは物理なら溶けるの起点だが、特殊だと悪巧みに合わせて吠えるか、気合玉を避けなければならない。僕のシャワーズは避けます。初手カバが来てくれるとお祝いバトンを決めてしまえばルカリオ、リザードンを上から縛れるので途端にカモになる。
ハッサムとギャラドスは溶けるの起点。アーゴヨンに悪巧みを積まれると詰むので殴られるの覚悟で吠える。お祝い後のサンダースとエーフィは起点にならない。ラティオスは眼鏡であればサンダースの起点にし、瞑想型であれば上手く吠えてエーフィとの瞑想の積みあいに持ち込む。
対バンドリマンダ
全員シャワーズの起点。ステロ吠えるバンギラスは上から吠えて飛ばせばいいので怖いのはつのドリルだけです。はい。
対ペリラグ、トノグドラ
ニョロトノの滅びアンコールは怖いが、全員シャワーズを崩せない。溶ける後にラグラージは起点にでき、キングドラも水Zを貯水で透かせば起点になる。初手にペリッパー読みを欲張ってサンダースとラグラージが対面してしまうとシャワーズの後投げが間に合わないのでNG。
対ポリクチミミガッサ
(or)
クチート、ミミッキュを見るためにシャワーズが必須。この並びは裏にゲッコウガ、リザY、アーゴヨンなどが居てサンダースが必要な場合が多いため、基本的にガッサを切った選出を強いられる。どうしても多い時期はブラッキーの枠に防塵ゴーグル持ちバリアーグレイシアを入れていた。
対ジャロorガモス+ギャラorマンダ
前述のようにブースターの役割対象が居る場合。裏には鬼火を当てましょう。ジャローダ1点読みするなら初手ブースターがベストだが、後投げで間に合うのでシャワーズから入った方が安心。
対ジャロゴーリ
ジャローダが起点作りを優先してくれるのでブースターで確実に処理。あとはシャワーズで吠えてオニゴーリのムラっけを消しつつエーフィで上から縛る状況を作る。
シャワーズが吠える前にCが上がってフリーズドライで処理される、エーフィ対面で守って回避が上がる、絶対零度が当たるの3通りは事故と割り切る。
対ヘラクレセドラン
初手にヘラクロスが来るとニンフィアしか受けられないので合わせる。まず間違いなくヒードランが裏から来るので、そこを壁+溶けるや瞑想の起点にする。
対受けループ
(or)
ゲンガー、ドヒドイデが居る場合はサンダース→エーフィを通す。バンギが居る場合はシャワーズ→エーフィを通す。
それ以外はニンフィア、シャワーズに対してラッキー、ハピナスが出てくるのでそれを起点に溶けると瞑想をガン積みしエーフィで抜いていく。
ヤミラミ、ヌケニンに対してはエーフィが打点を持たないため切ることを推奨。ニンフィアを見てヤミラミを出す人は少ないし、どこからめざ炎が飛んでくるかわからないブイズにヌケニンを出すのも勉強が足りないです。
ほぼ負け。エーフィがどうあがいても勝てないのでこの2体をブラッキーの影分身の起点にし、避けながら溶ける瞑想をガン積みしてシャワーズでの3タテを狙う。ニンフィアにハイパーボイスを持たせれば終点を変えることが可能。
対イーブイバトン
or
相手の起点作りと終点次第。相手が起点をつくろうとしている間にお祝いバトン→エーフィで瞑想して殴り勝つ方法、ブラッキーで挑発誘いつつシャワーズを合わせてイーブイに吠える方法(読まれない)で出来そうな方。僕はイーブイバトンに負けたことがありません。
・立ち回り
まずは相手の6体をエーフィで3タテするところまでどれだけの積み数が必要かを計算します。例えばゲンガーが居る場合お祝いのS上昇がないとシャドーボールで大打撃を食らったりみちずれ択に振り回されますし、ミミッキュが居る場合ゴーストZを耐えるにはHPフルでもB2up、現実的にはB3upが必要となります。しかしミミッキュZ持ちであればB1upで足りるので、どうしても積みきれない場合はキツい型を切った方が勝ちを拾えることも。
計算したように積むことができる選出をしたら、そこまで有利対面を作り積んでバトンを重ね最後にエーフィまで繋がれば(急所・追加効果の状態異常・一撃必殺を除き)勝てるでしょう。
・QR
使用するのに最低限の知識は上記なのでぜひ使ってみてください。
・戦績
最高レートはシーズン13のものです。↓
慣れれば1800超えは出来ました。
[追記]シーズン15に最高2007(288勝237敗)記録