Nette Gerechtigkeit

ブイズの構築記事載せてきます

[おいわいサンダース軸」サイクルバトンブイズ(後編)[最高レート1889]

本気で書いてたら長くなったので前後編に分けました。私のことを知らない方、QRパ用にご覧になる方は前編を読むこと推奨。

前編リンク

後編は構築経緯でほぼ僕の日記、自己満なので文字ばっかりです。

 

○構築経緯

 さかのぼることサンムーン時代のシーズン2、当時は7世代でようやくポケモンバンクが解禁され環境に大きな変化が起こりました。

 その頃の私はナインエボルブーストの力でレートでもいくらか勝てるようになっていましたが、バンク解禁の結果イーブイバトンパが非常につらい環境となりレート1500前後をさまよっていました。今考えればメガの種類や呪いミミッキュなど少なくまだアーゴヨンツンデツンデも居ないためまだ”マシ”な環境でしたが、単純な立ち回りを押し付ける事しかできない初心者ではどうしようもなかった、と。

 そのため、新たな構築に組まなければなりませんでしたが、それも初めての経験でありどこから手を付けたら、状態でした。そんな折、毎回楽しみにしていたKYさんのプチ休止直前ニコ生放送が転機となりました。

 放送内で取り上げられていたのが、今回の構築の要であるお祝いサンダースでした。それまでイーブイのために酷使していた起点づくり役のサンダースやブラッキーが、”起点を作って落ちる”のではなく”積んでエーフィに繋ぐ”,”積んで自身で役割対象を処理する”姿に感銘を受けました。イーブイバトンを使うときには、「ブイズが好きでブイズパを使っているのに「良いタイミングで落ちてくれ」とか考えてるの、なんか複雑だよな」という思いがありました。そのモヤモヤを解消し、かつ初心者に優しいバトンをメインに据えた構築が自分に向いていると思い丸パクリをしたところからこの構築が始まります。

 ただし、このKYさんの通称”ぼくのかんがえたさいきょうのサンダース”は性格が臆病が最適です。なので6世代産のお祝いイーブイが必要だったわけですが、小学生以来の6世代末期に復帰し初レートが7世代からの自分が持っているはずもなく。ということで大人の資金力で中古ROMガチャから始めました。友人の伝手もあり結果3ROM確保しました。1つのゲームにあそこまで金を掛けたのは初めてですよ。

 そして厳選作業を始めます。性格は臆病、めざパは氷が必要なので厳選は非常に大変です(なんと0.25%)。

結果20分も掛かりました…速い!

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なんと、やっと臆病来たぞと思ったら1発でめざ氷引き当てました。ほかにも個体値がAが4と低く、CがVで王冠節約とほぼ理想個体が来てくれて運命?って感じでした。実際この子を2年近く使っていたわけなので神のおぼし召しだったのかもしれません。

 そうして、KYさんからパクったお祝いサンダース、分身ブラッキー、アシパエーフィ、裏にはサイクル向け個体のシャワーズ、ブースター、ニンフィアを用意します。で、潜りますが勝てない。ここからが自分が初めて自力で構築を練る作業です。

 問題点として物理耐久がどうしても足りない、というのがありました。お祝いとアッキの実でB2上昇まで積めば、エーフィが対面からゴーストZミミッキュ相手に勝てるのですが、襷持ちだったりアッキを食べられなかったり先に削られたりバトン前に剣舞積まれていたりすると机上論どおりとはいかず…

 そこでここからは風歌さんの通称”とけーふぃ”構築の要素を混ぜ込んでいきます。(考案者ではないですが参考にしたのが風歌さんの記事)シャワーズの溶けるバトンでエーフィの物理耐久を補うというもので、6世代でよく使われた戦法です。これによりブラッキーのアッキの実で不十分な場合はシャワーズが補う、という形になりました。

 ここでバトン要員が4枚となったため、終点を除いた5体がバトン持ちの構築を作っていきます。続いて入ったのはブースターでした。ジャローダウルガモスを起点に出来ないどころか起点にされてしまうためです。ブースターにはニトロチャージという貴重なS上昇技もあったため、サンダースの裏選出という形で収まりました。

 最後のニンフィアはやや迷走した枠でしたが、ヘラクロスチャーレムのメガ解禁時に溶けるバトンができないケースが増え、どうしてもリフレクターが必要となり固まりました。

 こうして試行錯誤をしながらシーズン4の頃、おおよそ構築の形が完成しました。ついでに構築を練りながら私自身の力量も徐々に向上していきました。というのもバトンパでありながら常に有利対面を作る必要があるので自然とサイクルに近い立ち回りとなるため、バトンで勝ち筋を押し付けながらサイクルの立ち回りを学べていたのです。これにより構築が完成するころには毎シーズン安定して1800を超える成績を挙げられるようになっていました。2年経った今じゃブイズ以外もそこそこ扱えます。

○今の思い

 

 前編を先に書き上げたのですが、いろいろ反響いただきありがたい限りです。7世代のブイズはエボルバトンしかないと言われがちなので、虫の抵抗程度にはアピールできてたらいいですね。

 構築に対しては、よくもまぁ約2年も使ってたなという思いですが、それだけ環境に左右されない程度の完成度はあったのだと書きながら感じました。

それだけ使い込んだこともあって、きちんとした記事書こうと思うと正月休みしかないな、って感じだったので年内を一区切りとしましたが、今後も気分転換に使いますし、これ以外のブイズも当然使っていきます。大会やスペレが自分のブイズ開発の本領だと思ってますので。8世代出るまでブイズで舐めてる連中をギャフンと言わせ続けます。

 最後に、僕はサイクルとかバトンとかに拘りはなくどれが強いかでお祝いサンダースが結論と信じて使ってきました。なので"USM環境ブイズ最高戦績"を引っ提げて記事にしてあげたかったのですが、トレーナーのスキルが足りずで無念でした。そんなトレーナーなのに、シャワーズはよく熱湯で焼いてくれるし、サンダースはめいそうコケコの急所に当てるし、ブラッキーは分身1積みでも避けるし、ブースターは鬼火外すし、たくさん助けられました。これからもよろしく。