○調整
・S
最速アーゴヨン抜き
SM時代は最速メガボーマンダ抜き調整で-1だった。
・C
※お祝い後で計算
10万ボルト
重要
57.5~67.8%(H4振り、EF込み)
68.4~81.6%(H4振り),55.7~66.5%(H252振り)
102.6~122.1%(H4振り)
49.2~58.4%(H252振り)
有利
81.4~96.0%(H252振り)
86.3~102.9%(H252振り)
104.3~122.7%(H252振り)
85.4~100.6%(H252D4振り)
余裕があれば
50.8~59.9%(H252振り)
56.0~67.6(HD特化)
69.2~81.4%(H4振り)
59.2~70.7%(H252振り)
52.6~62.2%(H4振り)
80.8~96.6%(H4振り)
91.6~107.8%(H252振り)
(足りなくてもフィールドタダ乗りできるケースがあるので70%入る相手は頭に入れておきたい。)
めざめるパワー(氷)
重要
61.9~73.5(H4振り),51.6~61.3%(H252振り)
116.4~138.2%(H4振り),51.0~61.2%(HD252振りチョッキ持ち)
68.5~81.9%(H4振り)
余裕があれば
97.8~117.4%(H4振り)
102.9~121.6%(H4振り),61.4~73.3%(HD特化)
112.1~131.9%(H252振り)
52.4~61.9%(H4振り)
95.8~115.0%(H4振り)
47.4~56.4%(H4振り、メガ無)
・HB
サイコショック:83.6~98.7%(C252振りPF込),92.5%~109.4%(C特化PF込)
地震:75.5~90.6%(A特化,B2up状態)
ぽかぼかフレンドタイム:76.1~90.6%(A特化,B1up状態),かげうち:15.7~19.5%(A特化,B1up状態)
・HD
ヘドロ爆弾:52.8~62.9%(C特化),35.8~42.1%(C特化,D1up状態)※ほぼ後投げが間に合うが、毒を引くとアウト
大文字:70.4~83.6%(C252振り,天候晴れ,D1up状態),78.0~92.5%(C特化,天候晴れ,D1up状態)※対面から確定耐えだが火傷を引くと倒す余裕がなくなり、かつエーフィは晴れ文字が受からない
大地の力:94.3~110.7%(C特化,命の珠所持,D1up状態)
オーバーヒートZ:68.6~81.1%(C特化,D1up状態)
大地の力:71.7~85.5%(C特化)
気合玉Z:100.0~118.2%(C特化,C2up,D1up状態)※これが最大打点であり悪巧み持ちは耐久に努力値を割くことが多いため警戒は不要
シャドーボールZ72.3~85.5%(C特化,D1up状態),かげうち:17.6~21.4%(A無振り,B1up状態)
海神のシンフォニア:78.0~92.5%(C特化,D1up状態)※激流厳禁
マジカルシャイン:36.5~43.4%(C252振り),24.5~28.9%(C252振り,D1up状態)※ほぼ3耐えするため対面から殴り勝てる。瞑想コケコ?何それ。
サイコキネシス:83.0~98.1%(C特化,PF込),サイコキネシスZ:96.9~115.1%(C252振り,PF込,D1up状態)※Z持ちは耐久振りが多いので割と耐える
ハイドロポンプZ:61.0~72.3%(C特化,D1up状態),ムーンフォース:47.8~56.6(C特化)※後投げが間に合わないのでZはシャワーズの貯水で透かす
流星群Z:78.0~92.5%(C特化,D1up状態)
○背景
全国のポケモンセンターでは誕生月にお祝いを覚えた特別なイーブイを受け取れる。
※現在はサービス終了しています。
このお祝いという技はそのまま使うとおめでとう!○○(トレーナー名)!!とメッセージが表示されるだけの"クソわざ"であったが、7世代においてZ技として使うとABCDSが各一段階上昇する優秀な積み技に化ける。
イーブイのままだとナインエボルブーストの下位互換技でしかないのだが、お祝いZの場合は進化先でも使えるためブラッキーやシャワーズといった耐久力のあるポケモンでお祝いバトンをすることが可能であり、7世代ブイズバトンパにおける主流となっている。
なお、7世代ではイーブイの性格が陽気固定となっているが、6世代ではイーブイだけでなく進化系8体も選べるうえ、性格は固定無しとなっている。このため陽気以外の性格で使う場合には6世代産を確保する必要がありこれが中々入手難易度が高い。というのも当時はただの記念技であったため、遠方に住んでいる人はわざわざ受け取りに行かなかったり、ろくに厳選せず受け取ったり、バトンタッチを覚えることが出来ない進化済みを受け取ってしまったりするためである。
○概要
前段で耐久力の高いシャワーズやブラッキーによるお祝いバトンについて触れたが、私が推すのはサンダースである。
サンダースの長所はSの高さで、環境のほとんどのポケモンを抜ける130族である。これを活かし、上からお祝いZを積むことで耐久を上げて1発耐えて、次ターンに上からバトンタッチ、という流れで最も安定してお祝いバトンをすることが出来る。
シャワーズやブラッキーはS65族と遅く、例えば最速でもお祝い後臆病カプ・コケコを抜けないため、弱点で2発以上殴られたり挑発でバトンタッチを止められたりしてしまう。サンダースはお祝い後だと雨下のラグラージや砂下のドリュウズすら抜き去る速さになるため、「お祝いを積んだはいいが上から縛られてしまった」という状況になりにくい。
肝心の耐久については、D種族値は95あるので特殊方面は割と強く、控えめカプ・テテフ(スカーフ持ち想定)のサイコキネシスを確定で耐えるくらいの耐久はある。拘りメガネ持ちであれば上からお祝いを積むことで同様に確定耐えでき、等倍の特殊技であればかなり広い範囲を耐えてお祝いの起点に出来る。
一方物理耐久に不安があるため、裏で溶けたりアッキの実を食べたり壁を張ったりして補助する必要がある。この物理耐久補助はそのまま終点のエーフィに活きるため腐らない。電気単タイプのため弱点が地面のみと優秀であり、また地面タイプは物理に偏っているため、物理耐久補助があると一気に起点に出来る範囲が広がる。
加えて、バトンパの天敵である黒い霧持ちに強いのが非常に大きい。大抵の相手は持っていたら事故と割り切れる採用率であるものの、ドヒドイデというポケモンに関しては持っていて当たり前な種族で使用率も低くない。が、サンダースに対して不利を取るため居座りづらく、黒い霧を撃つ隙を与えない。
バトンだけでなく、バトン前に電気+氷の技範囲を活かした削りや、素で速いのでエーフィの取りこぼしのお掃除が出来るし、サンダースを舐めた選出していると自身で3タテ決めてしまうくらいには高い抜き性能を持っていてサイクルに単体で組み込んでも強いまである。
○参考にした型
KYさんの「ぼくのかんがえたさいきょうのサンダース」が原型。ブログ・動画が消えてしまったのが惜しい。
こちらはSM初期に考案されたためにガブリアスを強く意識した調整になっている。素早さがゲッコウガ、ファイアロー抜きとなっている。環境に合わせて不要な分を物理耐久に回した調整を加えたが、型としてはこの時点で完成していた。